銀行にお金を預けていても金利は0.1%以下。投信信託でも2%前後。かといって自分で運用する必要がある株式投資やFXは面倒。
そんな方におすすめなのがソーシャルレンディングです。
中 | 中 | 5%~10% | 中 | |
低 | 低 | 0.02前後 | 高 | |
中 | 中 | 1%~3% | 中 | |
大 | 大 | 運用次第 | 低 | |
大 | 大 | 3%~20% | 中 |
ソーシャルレンディングとは
手間が少ない、比較的高利回りの投資商品と言われても、そもそも『ソーシャルレンディングって何?』って方が殆どだと思いますが、一言で言うと『小口のお金をネット経由で企業に貸し出し、収入を得る事が出来る』投資商品です。
投資家(あなた)目線で言えば、小口(1万円~)でプロが選別した投資先に、比較的高い利回りで投資する事ができるというサービスです。
投資先としては不動産(担保付き)や国内中小企業、海外ローン債券、エネルギーなどがあります。
投資商品としてのソーシャルレンディングのメリット
小口から投資可能
ソーシャルレンディング事業所によっても最低投資額は異なりますが基本的には1万円程度で投資が可能です。
ですから、元手が少ない方でも、少しづつ投資を経験する事が出来ます。
1万円程度ではたいした分配金にはなりませんが、お金がお金を稼いでくるという資本主義勝者側の経験をたった1万円で味わえるという事に意味があります。
高い利回り
投資信託や預金のように『ただ、預けているだけ』というような投資商品は基本的には利回りが良くても2%前後ですが、ソーシャルレンディングの場合はどの事業所も平均5%以上の利回りを実現しています。
ですから10万円程度のお金でも、ある程度まとまった額の分配金を受け取る事が出来ます。
手間が少ない
やる事は事業所選びと、案件選びだけなので、投資後は特にない為、手間を取られたり、日々の値動きに消耗したりすることなくお金を増やす事が出来ます。
本当の意味でのお金持ちになるためには、稼ぐ額と同じくらい、稼ぎ方の質が重要になりますが、ソーシャルレンディングに関しては質の良い稼ぎ方が出来る投資です。
デメリット
小額投資が可能、利回りが良い、手間がかからないというメリット的な部分を紹介してきましたが、投資商品である以上デメリットは必ずあります。具体的には以下3点がソーシャルレイティングのデメリットです。
- 投資資金の拘束期限が決まっている
- 元本割れのリスクがある
- 投資は早い者勝ち
投資資金の拘束期限が決まっている
銀行預金、FX、株これらはお金が必要になった時にいつでも、現金として手元に戻す事ができますが、ソーシャルレンディングの場合は、半年、1年など投資資金の拘束期間が決まっているため、急遽お金が必要になった時など、すぐに現金化する事が出来ません。
ですから、高利回りとは言うものの、実際投資出来る金額は余裕資金に限られます。
ちなみに投資資金が1年で利回り6%の商品に1万円投資した場合6%の報酬(600円)が12ヶ月分割で毎月入り、満期で元本が戻ってくる形になります。つ
元本割れのリスクがある
例えば銀行預金の場合は1000万円までは元本保証されますが、ソーシャルレンディングの場合は基本的には元本保証がない為、投資資金が以下に元本がなってしまう可能性があります。
現状で言えば、国内ソーシャルレンディングサービスを提供している会社で元本割れを起こした会社はありませんし、投資商品には担保が付いている場合がほとんですが、可能性としては元本割れのリスクは絶対にないとは言い切れません。
投資は早い者勝ち
ソーシャルレイティングは案件ごとに投資金額が決まっているため、人気の案件に関してはすぐに上限まで資金が集まってしまい、投資が出来ないというケースも少なくありません。
逆に人気がなさ過ぎて、投資資金が集まりきらなかった場合にも投資する事ができないため『投資したいのに出来ない』という状況になることも少なくありません。
まとめと成功のポイント
さてここまで、ソーシャルレンディングとは?という所からメリット、デメリットの所までお話してきましたが、いかかがでしょうか?
手間がかからず、ある程度の利回りが望めるため、個人的には全資産5%~20%前後運用に回すにはピッタリの投資商品だと思います。またFXや不動産投資のように投資家(あなた)の腕で利回りが変わるという投資対象ではないため、誰がやってもリターンの計算がつきやすい不労所得です。
ただし、リターンが計算出来ると言っても、安定して資産を増やす為には2つ抑えるべきポイントがあります。それは以下2点です。
- 安全なソーシャルレンディング事業者を選ぶこと
- 元本割れがない案件を選ぶこと
ソーシャルレンディングに関しては、この2点が以外、投資家(あなた)が出来ることはありません。逆に言えばこの2点のさえ抑えれば、安定的に資産増やす事が出来るという事です。
そこでSTEP2では事業者の選び方、STEP3では案件の選び方について解説していきます。