FXは為替の上下を予想し、資金を投入する投資方法です。

つまり、売りポジションと買いポジション両方のポジションを保有した場合は為替の上下による利益、損益が一切発生しません。

しかし、買いポジションで売りポジションでもスワップ金利は発生します。

ここがポイントです。もしもこの買いポジションと売りポジションの金利に差があったらどうなるでしょう?

結論から言うと為替変化のリスクを負わず、安定的に稼ぐ事が出来ます。これがFXのサヤドリ投資法です。

高スワップ(金利)通貨ペアを異なるFX会社で保有する

同じ通貨ペアであれば、どの会社でもスワップ金利は同じと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、スワップポイントと言うのは各社自由に決められるようになっており、実際には価格が違います。

下記はトルコリラ1000通貨あたりの各社スワップです(トルコリラ対円が30円であれば30×1000円=3万円に対する1日あたりのスワップ)

FX会社名
トルコリラ/円
(買いスワップ)
トルコリラ/円
(売りスワップ)
GMOクリック証券 +110円 -118円
ヒロセ通商 +110円 -195円
FXプライム証券by GMO +105円 -120円
マネーパートナーズFX +100円 -110円
インヴァスト証券 +93円 -110円
セントラル短資FX +93円 -100円
SBI FXトレード +92円 -98円
楽天証券 +86円 -99円

1番貰えるスワップが高い(買いポジション)業者が1日あたり110円のスワップポイントに対して、1番支払うスワップが低い業者(売りスワップ)が97円です。

つまりそこに13円の差が発生しています。

しかしスワップに差こそあれど、トルコリラ/円の為替レートというの各社共通ですので、同時のタイミングで買えば、この13円分の差額利益というのはリスクゼロで手に入る訳です。

これが絶対に負けない高スワップ通貨のサヤ取り投資法の仕組みです(ドル円とかでも出来るけどスワップ差がほぼ無いので旨みがない)

投入資金に対して、リターンがどうしても小さくはなってしまいますが、この方法であれば為替変動リスクが0なので、ほぼ100%勝つ事が出来ます。

トルコリラ/円のサヤ取り取引実績

買いポジション、売りポジション共に10万通貨です。

トルコリラ/円30円(2017年6月)×10万=30万円のポジション。レバレッジ25倍なら必要元本は30万÷25で12万円です。売りポジ買いポジ両建てなので、以下のポジションを取った場合の元本は24万円です。

日付
【買いポジ】
GMOクリック証券
【売りポジ】
SBI FXトレード
合計
2017年5月
+2万7640円 -2万5990円 +1650円
2017年6月
+3万2090円 -2万6030円 +3790円
2017年7月
+3万2370円 -2万7300円 +5070円
2017年8月
+3万5920円 -3万0800円 +5120円
2017年9月
+2万9930円 -2万7950円 +1980円

上記のように実際の取引で月ごとにバラツキあるもののしっかり利益が出ています。元本が24万なので月平均3000円程度のリターン。

ローリターンではあるものの、リスク自体が限り無く0に近い為、かなり美味しい投資法だと思います。

ただし、限り無く0のリスクといってもその少ないリスクはしっかりと頭に入れておく必要がありますので、その部分もしっかり解説します。

サヤ取り投資のリスクと留意点

考え得るリスクは以下3点です。

  1. 売買スワップポイントの逆転
  2. 片一方ポジションのロスカット
  3. 短期売買による手数料

1.売買スワップポイントの逆転

スワップというのは国の金利によって微妙に変化し、その影響を受けて各社買いスワップ、売りスワップ共に調整を行っています。

そのため、もしも買いスワップで得るスワップよりも、売りスワップが上回った場合にはマイナスが発生します。

ただし、買いスワップと売りスワップは金利を元に決められているため、どちらかが下がれば、下がる、どちらかが上がれば、上がるというように絶対的に相関性のある数字です。

そして何度も言いますがスワップは金利を元に決められているので、スワップの上下は会社が違っても動く場合は大体同じように動きます。

ですから、月単位で業者感のスワップポイントが逆転するということはまずあり得ません。ただし会社の方針が変わる場合もありますので月1程度はしっかりポジションの差益を確認しておきましょう。

2.片一方ポジションのロスカット

為替変化による利益、損益は発生しないといっても買いポジションと売りポジションで業者が違うため、為替が変動すれば、業者単位で見るとマイナスを抱える事になります。

その場合、口座に残金が少ないと片一方のポジションがロスカットされ両建ての状態が解消されてしまい、サヤ取りトレードが成立しません。

ですから、ほったらかしで勝てるといってもある程度口座に資金を入れておく必要性があります。

3.短期売買による手数料

サヤ取りの場合1日に得られる利益が少ないため、数日でポジションを解消してしまうような事になると手数料の方が高くなってしまいます。

ですから1度両建てのポジションを持ったら最低でも数ヶ月は持っておかないとまとまった利益にはなりません(投入資金によるけど)

サヤ通り投資に最も適した証券会社の選び方

では実際にサヤ取り投資を行う場合の攻略法について解説していきます。

ずばりポイントは1つだけです。

買いスワップと売りスワップで価格差が出る証券会社を選ぶこと。

サヤ取り投資ではシンプルに、買いで多くのスワップを受け取れる会社と、売りで支払うスワップが少ない業者を選ぶ。これが投資を成功させる為に必要な唯一の要素です。

買いスワップはGMOくりっく証券・売りスワップはSBI FXトレード

まず大前提として、トルコリラを扱っている業者でないといけません。そこである程度信用出来る&トルコリラ/円の通貨ペアを扱っている業者をピックアップすると以下のようになります。

FX会社名
トルコリラ/円
(買いスワップ)
トルコリラ/円
(売りスワップ)
GMOクリック証券 +110円 -118円
ヒロセ通商 +110円 -195円
FXプライム証券by GMO +105円 -120円
マネーパートナーズFX +100円 -110円
インヴァスト証券 +93円 -110円
セントラル短資FX +93円 -100円
SBI FXトレード +92円 -98円
楽天証券 +86円 -99円

冒頭でもこの数字を出しましたが、最も買いスワップが高いのがGMOクリック証券。最も売りスワップが安いのがSBI FXトレードになりますので、この二つの口座を開設すれば、より多くの差益を取る事が出来ます。

まとめ

いかがだったでしょうか?僕はちょっとダメな人でFXに少しギャンブル性を求めている所があるので、元金に対してリターンが少ないサヤ取りトレードというのはあまり好きではありません。

ただ、定期預金等に預けておくくらいなら99.99999999%サヤ取り取引でもしていた方がお金は増えますので、安全に定期預金よりも高い利率で運用したいという方にはおすすめの手法になります。

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