第5回は証券口座についての開設です。
実際に取引するにあたってはFXの口座を開設する必要があります。
ただし、各社、スプレット(手数料)スワップ(金利)等の違いがあり、どの会社を選ぶかによってその後の報酬が大きく変わって来ます。
そこで、今回は損をしないためにおすすめのFX証券会社とその選び形を紹介します。
証券会社選びのポイント
まずははじめに、証券会社選びのポイントを上げておきます。
スプレットが狭い(手数料が安い)
まずはこれが第一条件です。長期投資であれば頻繁に売買を繰り返さないので、そこまで気にするポイントではありませんが、FXの場合短期間で細かく利益を取って行くスタイルが一般的です。
そのため、差益を狙った取引を行う場合はまず1番に重視するのが、スプレットです。ここを間違えると取引する度に無駄に手数料を取られる事になります。
通貨ペアが多い
基本的には最初は取引ドル円等でスタートしますが、慣れてくると他の通貨でも取引を行うようになります。
その時にも対応出来るように通貨ペアが多い口座を最初から選んでおく事が重要です。
信託保全(口座のお金が保証されている)
信託保全とは顧客から預かった保証金(資金)を、FX業者の財産とは区別した上で第三者(信託銀行等)に管理を委託し、資金を保全する方法です。
信託保全によってFX業者の破たんした場合、資金を失うというリスクを回避できます。まあ潰れる事はほぼないと思いますが、最低のケースを想定するのが投資の原則です。
スワップ(金利)
長期投資で金利を受け取りたい場合は必須のポイントです。実は各社で結構差があるので、スワップ狙いの場合は、高スワップの会社を選ばないと1年後の金利に数倍の差が出て来ます。
使いやすいさ、サーバーの安定性
数字に出ない部分ですが、これもトレードを行う上では大切なポイントです。特に短期の取引の場合は取引回数が増える事は勿論の事、その取引自体もスピードが要求される事になります。
そのため、使いやすく、サーバーが安定している証券会社を選ぶ必要があります。
用途ごとに選ぶおすすめFX口座3選
上記のポイントをふまえた上で、用途に合わせて、絶対に登録しておきたい口座を3つ紹介します。
DMMFX(日常使いならこれ)
日常使いの口座に求めるのは以下3点です
- 売買回数が多くなるため、手数料が安いこと
- 出先でもトレードするため、スマホで扱いこと
- サポートが24時間受けられる事
この3条件を満たしているのがdmmFXで管理人はメイン口座として使っています。国内で1番口座開設数が多い証券会社で、サポート等がしっかりしているので、初心者には特におすすめです。
最初はもしかしたら、DMMだけで良いかもしれません。ただし、スワップが低めなので、長期投資で金利狙いの場合はベストな口座とは言えません。
キャンペーン | スプレット | 取引単位 |
2万円キャッシュバック | 0.3銭 | 1万通貨 |
通貨ペア数 | 手数料 | スマホ対応 |
19 | 無料 | 対応スマホ専用アプリ |
GMOクリック証券(金利狙いならここ)
キャンペーン | スプレット | 取引単位 |
最大3万円キャッシュバック | 米ドル/円0.3銭原則固定 | 1万通貨 |
通貨ペア数 | 手数料 | スマホ対応 |
19 | 無料 | 対応スマホ専用アプリ |
スワップ(金利狙い)の口座に求めるのはそのまま、ただ1点金利の高さです。
これが1番高いのがGMOクリック証券です
GMOクリック証券の場合はトルコリラのように年利で8%以上の数字が出るトルコリラ等も扱っており、またスワップについても業界で1番高く設定されているのでおすすめです。
外為ジャパンFX
キャンペーン | スプレット | 取引単位 |
2万円キャッシュバック | 米ドル/円0.3銭原則固定 | 1000通貨 |
通貨ペア数 | 手数料 | スマホ対応 |
15 | 無料 | 対応スマホ専用アプリ |
とりあえず上記の口座でOK
管理人は10社以上の会社と契約していますが、実質的に普段から利用しているのは上記2社と+1社(自動取引)のみです。
こんなに登録している自分が言うのもあれですが、ベストな口座を求めて色々と登録しても結局慣れるのに時間がかかってしまうだけです。
ですから特に最初のうちは3社程度登録しておけば十分でしょう。