第4回は主要仮想通貨の解説です。
仮想通貨と言うとビットコインのみをイメージされている方もいらっしゃると思いますが、実際には1000以上の通貨があり、そのコンセプトは様々。
実際に投資を行う上ではどの通貨に投資をして良いのか解らないという方が殆どだと思います。そこで今回は主要な仮想通貨の紹介と個人的にで値上がりが期待出来る通貨を3つ紹介したいと思います。
日本で取引出来る主要仮想通貨一覧(時価総額順)
(BTC) |
・世界初の仮想通貨(暗号通貨)時価総額ランキング1位。実店舗での利用場所もNo.1 ・ただし仮想通貨のプロトタイプ的な存在なので送金速度が遅い等仕組み的な問題も多数。 ・2010年から、価格は“約2,500,000倍”にまで高騰 |
(ETH) |
・時価総額No.2スマートコントラスト技術を採用。 ・スマートコントラクトは、過去に交わされた契約内容をネットワーク上で半永久的に保存することが可能で契約の経緯や権利譲渡などの履歴を保存、信用情報が自動的に蓄積されるため将来的には契約に使われる仮想通貨として期待されている。 ・2017年だけで1000円→40,000円と約40倍高騰 |
(BCH) |
2017年8月1日にビットコインからハードフォーク(分裂)により誕生した通貨。ビットコインの送金速度問題(遅い)を早めた通貨 |
(XRP) |
・時価総額は現在4位 ・Google(グーグル)が出資したことで有名。 ・金融商品の決済・送金システムとして期待(世界60社以上の金融機関が参加中) ・2017年には1円→55円と55倍まで高騰 |
(LTC) |
・時価総額は現在5位。「第2のビットコイン」と呼ばれている仮想通貨 ・ビットコイン暴落時にも、価格を高騰させた唯一の仮想通貨。 ・2015年から価格は約40倍まで高騰 |
(DASH) |
「匿名性の高いトランザクション形式」を採用。送金追跡不可能 ・ビットコインの10倍の速度で取引可能!送金時間は4秒 |
(XEM) |
・・開発者の1人が日本人であり、国内で人気 ・2017年には1XEM=0.2円→39円と200倍近く高騰 |
(XRM) |
・匿名性に優れた仮想通貨。ブロックサイズに制限がなく、スケーラビリティ問題が起きにくい事が優位点 ・1年間に100倍以上の暴急 |
(IOTA) |
・IoTに最適化された暗号通貨。送金手数料なしに送金可能(IOTとは英語: Internet of Things, IoT)とは、様々な「モノ(物)」が インターネットに接続され(単に繋がるだけではなく、モノがインターネットのように繋がる) 、情報交換することにより相互に制御する仕組み ・他の通貨が暴急するなか、値動きがなかった通貨。今後に期待 |
(ETC) |
・イーサリアムから分裂して誕生。イーサリアムと同等の性能を持つ仮想通貨で取引も活発。 ・1年間で20倍以上の暴急 |
(NEO) |
・『中国版イーサリアム』と噂され注目!(旧:Antshares・ANT)イーサリアムベースのプロジェクトではなく”独自の技術”を採用 ・三ヶ月で50倍以上の暴急 |
(LSK) |
・サイド チェーンを用いたDapps構築プラットフォーム。ネットワークの拡張性や開発の柔軟性が高く、処理速度も速い ・6ヶ月間で20倍以上高騰 |
・日本発の仮想通貨で国内利用の期待 ・1年間で200倍の以上の暴急 |
今後急騰が期待される通貨の3選
主要仮想通貨を見て貰っても分かると思いますが『何を買っても上がる』そんな状況ですが、全ての通貨に投資する訳にもいかないので、今回はこれから管理人が買って行きたいと思う通貨について解説します。
ripple(XRP)
2013年9月 | |
3位(1兆円)*1XRP25円で計算 | |
1000億枚 | |
コインチェック |
rippleは2004年にカナダのRyan Fuggerというウェブ開発者により作られた仮想通貨で、Google等の巨大企業が出資している事から将来性が期待される仮想通貨です。
国際取引の決済、送金手段として開発された仮想通貨という事で以下メリットと特徴があります。
- 送金速度がビットコインより速く数秒で完結する
- 送金手数料が格安
国内の場合はさほど意識する事がないと思いますが、現在銀行間での送金には沢山の時間とコストがかかっています。
しかしリップルを使用する事で、コストも時間も大幅に削減する事が出来るため、導入が期待されています。
実際の動きとしても2017年に三菱UFL銀行等の世界大手6銀行が採用を決定し、2018年無いには銀行間での送金が開始される予定になっており、実需要も高まるため、今後の値上がりが期待されています。
NEM
2015年9月 | |
7位(2700億円)*1XEM30円で計算 | |
8999999999XEM | |
ザイフ、コインチェック |
ネムは2015年に公開された仮想通貨で、公開時から最大300倍程度まで値上がりしています。ただし、時価総額自体は2700億円で、数兆円単位の資金が流入している仮想通貨よりも、値上がりの余地が大きいでしょう。
技術面的なことで言うと、詳しく解説すると非常に長くなるのですが、比較的新しく公開された暗合通貨だけあって、今までの仮想通貨の弱点(セキュリティー面、送金速度、消費電力問題)等の欠点を解消したコインで、今後も値上がり期待が高い仮想通貨です。
モナコイン
2015年9月 | |
120位(40億円) | |
ザイフ |
日本発の仮想通貨です。正直言って、この通貨のどこに優位性があるのか?と聞かれると答えられないというか、実際に優れた点などはあまりなく、将来的にも流通しない可能性の方が高いと思えます。
ただし、日本発の仮想通貨という事で、日本からの資金が流入しやすく、他の仮想通貨が買われた場合にはモナーコインも一緒に値上がりするシーンが多くあります。
その際時価総額が低い事もあって、値上がり率が大きくなります。ですから投機的に少し持っておくには丁度いいコインです。
仮想通貨の主要銘柄一覧と値上がり期待通貨まとめ
色々と解説はしてきましたが、正直な所上記での通貨であれば、すでに市場が評価しており、価値が認められている通貨ですので、市場の拡大と共に価格を上げて行く可能性が高いと思います。
ただし、どの通貨を買うか?という部分と同じくらい、どういう戦略で資金を投入するか?という部分も大切になって来ます。
なぜなら、上昇している通貨を購入しても、購入タイミングや利益確定のタイミングを間違えては、資産を増やす事は出来ませんし、デイトレなどでは上昇している通貨であっても資産がマイナスになる事もあるからです。
従って仮想通貨には仮想通貨トレードならではの戦略が必要になってきますので第5回はについてはその部分を解説していきます。